野球にハマったど素人が気まぐれに更新するブログ

野球未経験ながら野球の面白さにどっぷりハマった筆者が茨城野球中心に気まぐれに更新していく野球ブログです。茨城の球場に出没。G-TIMESにて野球記事を執筆しています。

偶然見つけた未完の大器。つくば秀英の2年生大型右腕

夏の茨城大会2回戦
つくば秀英3-5土浦日大

土浦日大のエース右腕大森の粘投で、つくば秀英打線を3点に抑え逃げ切ったゲーム。この日私は、1回戦で日立工相手に6回ノーヒットノーラン、練習試合でも三振を量産してきた、つくば秀英の140超えのサイド右腕”野澤佑斗(つくば秀英→ソフトバンク育成1位)”投手が土浦日大相手にどんな投球を見せるのかと気になり、水戸市民球場へ足を運んだ。早く出たつもりが駐車場はすでに満車、やむなく臨時駐車場へ止めることに笑。

茨城のドクターKと言われる野澤投手を観るのはその日が初めてだったが、初戦の5イニング無安打投球はフロックじゃないなと思った。右サイドから135㌔〜140㌔の速球をバシバシ投げる本格派で、1.2回をしっかり抑える。しかし3回裏、土浦日大打線が爆発し一気に5点を失う。つくば秀英は序盤のチャンスで得点できず、流れを掴めていなかった。ここで一気に土浦日大が流れを掴んだ。

4回裏、3番手で出てきた”長井良太”投手の1球目。かなり速い。先発した野澤投手より間違いなく速い球を放っている。これだけの速球を投げてまだ2年生なのか?!140㌔超えてるでしょ!?速球だけを見ても2年生でこれだけの好投手がいたのか。本当に驚いた。しかも、その回は牽制で2度走者を刺した。牽制のレベルも高い。

しかし、制球はまだまだだなという印象で、リリーフした4回裏も四球で出し牽制で刺す、四球で出し牽制で刺す。これはどうなんだろうか…と思いながら観ていた笑。長井投手が登板してからの土浦日大打線はほとんど的を絞れず、長井投手の放る快速球を捉えられずにいた。四死球こそ目立ったものの無失点で最後まで投げ抜いた。

この試合でなんと145㌔をマークしていた長井投手。課題こそあるものの、まだ2年生。筆者に与えたインパクトは絶大なものだった。今まで見てきた中でも2年生でこれだけ速い球を放る投手は見たことがなかった。ドラフト候補だった野澤投手の陰に隠れていた2年生の大型右腕がベールを脱いだ。

続く