夏の茨城大会はこの選手をチェック!勝手に選ぶ注目野手3人は!?
前回は投手5人を紹介させてもらいました。皆さんが注目したい選手はいましたでしょうか…?さて、今回は春の県大会で特に印象に残った野手3人(少なくてすみません!!!)を紹介したいと思います。
根本将汰 霞ヶ浦
勝負強さは茨城トップクラス!投手も務める器用な好打者
投手としては、120㌔台の直球と緩い変化球のコンビネーションで勝負する。昨秋県決勝のvs常総学院で序盤で2失点、今春の県大会準決勝vs石岡一でも3失点と観た試合の中ではあまり良いイメージはないが、秋の関東大会初戦の文星芸大付戦では好リリーフを見せた。
この選手は打者として光る。1年春の関東大会では横浜戦で適時打、2年秋の県決勝では逆転適時打(霞ヶ浦3-2常総学院)を放ち、優勝に貢献。今春の県大会準決勝石岡一戦でもレフトオーバーの2点適時打、勝ち越し適時打を放ち、恐ろしいほどの勝負強さを持っている左の好打者。
石岡一戦では、「チャンスで根本将に回せば」という雰囲気があった。小柄だが、鋭いスイングでチャンスで好打を量産する。夏、他チームは要マークしたい。霞ヶ浦打線の鍵を握るのは根本将と言えるほどの活躍ぶりはお見事。
有村恒汰 常総学院
”俊足巧打”?いや”俊足強打”や!長打力光る常総の1番バッター
春の茨城県大会を制した常総学院。優勝の原動力となったのは有村と言っても過言ではない。それほどの大暴れを見せた今大会。
春の県大会準々決勝vs藤代では三塁打2本をマークした。今までの有村のイメージは、陶山を上手く生かす俊足の2番というイメージだった。秋観た中では申し訳ないが長打、強打という印象はなかった。しかしこの春から一変、1番打者で長打を量産しまくった、続く2番陶山も、ヒットや盗塁で塁をかき回した。気づけば、JOSOの恐ろしい1.2番が出来上がっていた。
準決勝の水戸商戦では2死無走者から1番有村の2塁打で出塁し、2番陶山が先制適時打を放ち、先制。2死無走者からでも、得点してくるこの1.2番は夏も脅威的な存在になりそうだ。決勝でも高崎からサヨナラ打を放った有村。”俊足巧打”から”俊足強打”にグレードアップした今春。夏はどこまで進化していくのか。
春の県大会で大暴れを見せた有村
深作琉偉 石岡一
春の茨城決勝進出の原動力となった石岡一のスーパー1年生!
春の県大会準決勝霞ヶ浦戦。途中から出てきた深作。1年生というのを後から知って驚いた(完全に知識不足_| ̄|○o) この選手が石岡一決勝進出に繋がる活躍を見せた。
3回、石岡一は3番飛田が先制適時打を放ち、5番大野が2点目となる適時打で追加点。6番に代打1年生、深作がここで登場。きっちり中前に弾き返し3点目となる適時打を放った。代打で適時打、しかも1年生ときた。そして、この深作の適時打で霞ヶ浦先発の根本将汰をマウンドから引きずり降ろした。
3-4と1点ビハインドの8回にもチャンスで深作に回り、同点適時打を放った。三盗や要所での守備の入れ替えなど、石岡一高自体の戦いぶりにも目を見張るものがあったが、やはりこの試合のMVPは石岡一の1年生 深作だろう。それほどの活躍ぶりだった。夏も活躍を期待したい。
霞ヶ浦戦で2打点を挙げた1年生 深作
有村は俊足を活かしての脅威的な長打力、根本将はチャンスでの勝負強さ、深作は強豪相手でも物怖じしないハートの強さが印象的でした。まだまだ紹介したい選手はたくさんいますので、夏の大会も含めてどんどん更新できたらと思いますm(_ _)m