野球にハマったど素人が気まぐれに更新するブログ

野球未経験ながら野球の面白さにどっぷりハマった筆者が茨城野球中心に気まぐれに更新していく野球ブログです。茨城の球場に出没。G-TIMESにて野球記事を執筆しています。

春季茨城準決勝 昨秋王者 霞ヶ浦vs石岡一は延長12回の死闘!勝負の行方は

中盤までは流れの摑み合い!石一打線爆発3点先取も取られたら取り返す王者霞ヶ浦
雲一つない快晴で、霞ヶ浦vs石岡一の準決勝が始まった。霞ヶ浦先発は背番号3の根本将。石岡一先発はエース右腕高崎。石岡一は3回に、1番細井が出塁し、3番飛田、6番の代打1年生深作らの連打で3点を先制する。(石岡一3-0霞ヶ浦)
直後の3回裏に、チャンスで5番の根本将の左越え2点点二塁打を放ち、すかさず霞ヶ浦が追いつく。(石岡一3-3霞ヶ浦)
石岡一先発 高崎
霞ヶ浦先発 根本将

さらに5回裏、またもチャンスで根本将が適時打を放ち霞ヶ浦が勝ち越す。(石岡一3-4霞ヶ浦)5回終了で3点を先制されるも、3回に追いつき、5回で勝ち越すなど、流れは若干霞ヶ浦にきていた。
同点打、勝ち越し打でバッティングセンスの高さを見せた霞ヶ浦 根本将

1年深作の同点打で、石岡一が8回に追いつき振り出しに
霞ヶ浦は3点を失った根本将から飯村にスイッチし、力のある直球で石岡一打線を8回まで無失点に抑え、このまま最後まで終わるのかと思えた。8回表、石岡一はチャンスを作り、またも6番の1年生深作が適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。(石岡一4-4霞ヶ浦)
3点目適時打、同点打と大暴れを見せた石岡一 1年生 深作

延長12回に決着!粘りに粘って石岡一が関東大会出場決める!
霞ヶ浦は9回裏から11回裏までサヨナラのチャンスを作るも、石岡一 高崎からあと1本が出ず、試合は延長12回へ。高崎はよく踏ん張った。12回表、先頭の細井がセカンドのエラーで出塁し犠牲バントで1死2塁とする。3番飛田のところで2塁ランナーの細井が三盗を見事に成功させる。失敗すれば一気に好機が潰れる勇気のある作戦、鳥肌が立った。そして、3番飛田がセカンドへの勝ち越し適時打で石岡一が勝ち越しに成功した。(石岡一5-4霞ヶ浦)
12回裏、石岡一エース高崎が霞ヶ浦打線を抑えて5-4で試合終了。石岡一が昨秋王者霞ヶ浦を延長12回で撃破し決勝進出を決めた。

決勝進出を決めた石岡一

ヒーローは延長12回を1人で投げ抜いた高崎と1年生ながら大暴れの深作
石岡一エース高崎は延長12回を1人で投げ抜き、霞ヶ浦を4点でまとめ、勝利に貢献した。直球と横にスライドするような変化球の制球力が高く、5回裏には霞ヶ浦の1番益子、2番木村を二者連続で見逃し三振で仕留めるなど、球にキレがあり完成度の高さを見せつけた。6番として3点目適時打、8回に同点打を放った1年生の深作は強心臓ぶりを発揮し、思い切りの良いバッティングで、霞ヶ浦の根本将、飯村の2投手を上手く捉えた。石岡一の打者で1番目立っていた印象がある。

夏2連覇を狙う霞ヶ浦の逆襲
霞ヶ浦は準決勝で敗れたものの、夏の県大会は第2シードとなりそうで、第3シードとなる石岡一とは準決勝で当たる組み合わせになりそう。1番益子に3番根本薫、4番佐野、5番根本将が並ぶ打線は強力で、石岡一バッテリーも計3度の敬遠で上手く勝負を避けていた。やはり課題は投手陣か。秋の時点では綾部二世(霞ヶ浦DeNA)と見ていたエースの飯村はしっかり自分のフォームを確立し力のある直球で石岡一打線を1点に抑えさすがの投球を見せた。
霞ヶ浦エース飯村

2番手以降で計算できる投手が出てくれば、夏はグッと楽に戦えてくるだろう。夏はこうはいかない。霞ヶ浦はこの負けで成長し、夏にはさらに進化したチームに仕上がってくるだろう。どっちが勝ってもおかしくない大熱戦だった。お疲れ様でした。